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2012.09.07

多賀城月の市 にぎわい祭り

「ラッセラー!ラッセラー!!」
夏の夜空に祭り囃子と大きな掛け声がこだまします。

8月24・25日、「多賀城月の市 にぎわい祭り」が開催されました。
会場となったJR仙石線多賀城駅前の広場には2日間で約15000人の人が集まり、多賀城市のイベントの中でも最大級の賑わいを見せました。

「月の市」は昨年の震災後、これからの多賀城をより良く、より豊かな街として復興するための市民祭りとして始められました。地元の皆さんが中心となった実行委員がつくられ、月ごとに様々なテーマで開催されてきました。

今回は、復興応援団でも、前日の会場設営と当日運営のお手伝いをしました。

今回のメインイベントは、本場青森からやってきた「ねぶた祭り」です。
大きなねぶたの数々が会場に立ち並びました。
中には、震災からの復興を願ってつくられたものもあるそうです。
来場者の皆さんは、写真撮影をするなど、めったに見る事ができないねぶたの勇壮な姿を楽しんでいました。

会場には、地元の飲食店などが出店する出店も立ち並び、美味しそうな匂いで祭りの雰囲気を一層盛り上げました。
多くの来場者で、大盛況となったのではないでしょうか。

ステージ上では、歌や演奏などのパフォーマンスが披露され、一日を通して見どころ満載のお祭りとなりました。

ねぶた祭りのステージでは、青森から駆け付けたお囃子隊の皆さんが、五所川原立佞武多、弘前ねぷた、青森ねぶたといったお囃子を演奏しました。
それぞれのお囃子にこめられた願いや、独特の掛け声、踊り方をレクチャーしてもらい、会場が一体となって踊りました。
クライマックスの夜の部では、ねぶたに明かりが入って会場内を練り歩き、盛り上がりは最高潮に達しました。
「やーやどー!」「らっせらー!!」と掛け声を掛け声をかけながら、大人も子供も皆が入り乱れて飛び跳ねます。
お囃子を披露してくれた皆さんからは、「一緒に復興に向けてがんばろ~!」というエールが送られました。

多賀城の地域の皆さんの心を温めた「月の市」、次回は10月14日(日)に、B級グルメをテーマに開催される予定です。
これからも、復興を願い地域を盛り上げる、地域の大切な灯となっていくのではないでしょうか。

(下澤大祐)

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