こんにちは!学生スタッフの田澤です。
12/15・16日に南三陸町で5回目の「漁業&ブルーツーリズム開発応援プロジェクト」を行ってきました。
最初に訪れたのは、入谷地区にあるYes工房です。
ここは、南三陸の特産であるタコを活かしたキャラクター、「オクトパス君」のグッズを制作・販売しているところです。グッズはとてもたくさんありました。
工房の方々が中をいろいろ案内もしてくださいました。
次にベイサイドアリーナを訪れ、被災時の写真を見ました。
昼食は松原食堂でいただきました。
今回も本当においしい食事をごちそうになりました。
その後泊浜(とまりはま)にて、漁師なおさんの漁業・プロジェクトの目的についてのラーニングを行いました。
復興への取り組み、事業の内容、養殖の方法などについて、改めて理解を深めていきます。
そして今回もやりました!「手ぶらでフィッシング」!!
2日目の早朝に行う予定だったのですが、
次の日は強風で海が荒れそうだということで、急遽1日目に行いました。
少し雨が降っていて寒かったのですが釣果は上々でした!
今回はカレイ、フグ、アイナメが合計で8匹も釣れました。
しかも、そのうち3匹は30cmほどの立派なカレイでした。(他のものはリリースしました)
今回泊まったのは、応援団代表・佐野さんがいつも絶賛の下道荘さんです。
食事は本当に豪勢なものばかり並んでいます。
先ほど釣ったカレイを刺身と煮付けに調理してくれました。
これほど新鮮な魚は初めてです。すごくいい食感がしました。
食べ終わった後もしばらくの間いろいろな話をしました。つい話が弾み、夜更かししてしまいました。
おいしい食事、快適な風呂、広い部屋、何より温かい民宿の方々がいて、とても素晴らしいところでした。
2日目です。
実は、この冬に養殖開始となるホタテの半成貝がこの週末に届いたため(日程は天候により変動するため予め決まっていません)、泊浜では朝早くからホタテの耳吊り作業が発生していました。
人手を必要とするこの作業を手伝うべく、6時に民宿を出ました。
朝食は下道荘さんにおにぎり、ゆで卵を作っていただきましたが、出がけにコーヒーまでごちそうしてくださいました。
午前中はこのホタテの耳吊り作業で、とてもやさしくてたくましい人たちに作業をいろいろ教えていただきました。
(※耳吊り : ホタテの「耳」と呼ばれる部分に穴をあけ、養殖用ロープに取り付けていく作業。ホタテを付けたロープを海中に沈めるというのが、ここの養殖方法です。)
疲れはしましたがとても充実した作業でした。
終わった後は、労をねぎらいながら楽しくおしゃべりをしました。
午後からの仕事に向け海と向き合っている人もいます。海の人ってかっこいいですね。
ホタテ作業の後は、お歳暮の品詰めをお手伝いしました。
休憩でホタテやケーキを頂き、お昼は地元のお母さん方が作っている、みなさん館のお弁当を食べました。こちらもとてもおいしかったです。
その後ツアーの振り返りや、今後の事業・目標などについて話し合いました。
船上パーティーなどいろいろな楽しそうな計画を話し合っています。
最後に伊里前(いさとまえ)商店街で買い物をして、南三陸のいろいろな場所を見て回りました。
被災地の被害状況や復興に向かう様子を目に焼き付けておきます。
たくさんの温かい人に囲まれてとても楽しいツアーでした。
南三陸の皆様、ツアーに参加してくださった皆様。どうもありがとうございました!
今年のツアーはこれで最後となります。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます!!
来年も、ぜひ復興への力添えに皆様の応援をいただけたらうれしい限りです。
(田澤広生)