こんにちは!復興応援団学生スタッフの齋藤です。
6月28,29日に南三陸で行われた漁業ツアーに参加してきました。
今回は、10名の方々が参加してくださり、学生スタッフも7名という人数で大変盛り上がりました!

朝から雨が降ったり止んだり、天候が不安定なまま仙台駅を出発しました。
最初に訪れたのは戸倉中学校。初めて、震災の傷跡を目にしました。
時計の針は止まったまま。コンクリートは剥がれ、教室の中の黒板には卒業式の前日の連絡が残されたまま。
本当に、ときが止まったままかのようでした。

上から眺める景色。かつてどんな景色だったのか想像もつかないくらいでした。

昼食は「ほったて小屋」に行きました。有名人もよく来るようでサインや、
さかなクンがかいた魚のイラストが壁に描かれていました。お刺身はとても美味しく、
会話も弾んだ昼食になりました!

昼食後は防災庁舎、志津川駅などの見学に行きました。
防災庁舎はテレビでよく目にしていましたが想像以上の高さで、
この高さまで津波が来たとは考えられませんでした。
また、志津川駅では手すりが曲がり途中で切断されていたり、トンネルの壁がさびていたり、
いたるところに津波の激しさを感じました。

ようやく、金比羅丸に到着。すると、今まで降っていた雨が止んで船に乗れることに!
ホタテの水揚げにいざ参戦～

金比羅丸のホタテを養殖しているポイントの浮きを発見。力を合わせて引き上げると大量のホタテが…!

陸に着いてからは、貝のそうじや選別を行いました。引き上げたばかりの貝には海藻類等の付着物がたくさん。
1枚ずつきれいにしました。
左がきれいにする前、右がきれいにした後↓
こんなにも違います!!

作業が終わると今回のツアーの宿泊先である、「いりやど」へ向かいました。美味しいと評判の夕食を済ませ、
二次会ではみなさんとたくさんお話をすることができました!

2日目、朝から大雨。船に乗ることができず全て中での作業でした。
1日目に引き続き貝の掃除、さらにロープのピン付け、使用済みのロープの掃除など、
ホタテの収穫に至るまでの多くの作業を体験することができました。また、ウニを食べることもでき貴重な体験になりました。

振り返りでは、みなさん一人ひとり感想を発表。さらに今後どういう取り組みを加えたらより良くなるのか、など
内容の濃い振り返りになり勉強になりました。

昼食は「竜巳や」に行きました。料理の中にはホタテフライがあり、自分たちがきれいにしたホタテだと聞くと
すぐに貝の裏を見てしまいました。みなさん頑張った分、さらに美味しく感じたようです。

さんさん商店街で買い物をして、ホテル観洋で温泉。
のんびりした時間を過ごし、仙台へと…

私は今回初めてのツアーで、学ぶことがたくさんありました。
これからはツアーに参加していただいた方々に紹介できるように勉強していきたいと思います!
2日間お疲れ様でした!!