こんにちは!復興応援団の学生スタッフの塩原です。
12月14日、私たちは仮設住宅で生活する皆さんに「復興応援団だより」を配って参りました。
「復興応援団だより(以下団だより)」は、私たちが毎月1回、6か所の仮設住宅の皆さんに配布している新聞です。
私は今回の訪問で初めて仮設住宅を目にしましたが、仮設住宅は私の想像よりもだいぶ小さく壁も薄い造りのものでした。
今回の団だよりは、お年玉クーポン号と題して、住人の皆さんが様々なお店でお使いいただけるクーポンを付けて配布しました。
クーポンは、パン屋や定食屋をはじめ、銭湯、マッサージ食材の宅配など盛りだくさんです!
なかには復興応援団のことを認識していて、気遣う言葉をかけてくださる方や、訪問を楽しみにしている方もいるようです。団だよりは一件ごとに手渡ししたり投函したりしました。住人の皆さんの中にはクーポンに興味を示し、話が弾んだ方もいらっしゃってうれしかったです。
私たちがこうして仮設住宅を訪れる目的の一つには、こうした団だよりを通して住人の皆さんが外出する機会を増やしていただくという事があります。
ですから、住人の方が興味津々に団だよりを見てくださるのは私たちにとってもうれしいです。
それでもやはり寒い中での訪問に、煩わしさを感じている方もいたようです。
私も、訪問の中でもう少しお話したいなと思いながらも長く話すのは気が引けてしまいました。
私のように震災を直接経験していない人間がどのように住人の皆さんと接したらよいのか。あまりに馴れ馴れしいのはよくないし、かといって変に気を遣われるのも嫌ではないかな、などと考えてしまいました。
できるならもっと楽しく皆さんとお話できるようになりたいです。
皆さんのため、などと考えるのはおこがましいことと思いますが、自分にもできることがあるなら積極的に行動していきたいです。
今回のお年玉クーポン号はとっても自信をもって作られたものです!仮設住宅に住む皆さんがこれを利用し外出を楽しんでいただけたら、幸せです。
配布した団だよりはこちらからご覧になれます。