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2012.04.04

呼び鈴取り付け@多賀城市勤労青少年ホーム跡地仮設住宅

3月31日(土)、4月1日(日)の2日間、多賀城市の勤労青少年ホーム跡地仮設住宅で、住宅の玄関に呼び鈴を取り付ける作業を行いました。前回3月24日(土)の高橋公園仮設住宅に続いての活動です。

この活動は、多賀城市社会福祉課からの依頼を受け、仮設住宅内の自治会や現場見守り担当の共立メンテナンスさんの協力の基、多賀城市社協の復興支え合いセンターと復興応援団が主催しています。

今回から本格的に作業がスタートし、復興応援団スタッフと他のボランティア参加者の皆さん(2日間で延べ16人)が一緒になって作業をすすめました。先週の経験を活かして、2日間で15軒ほどのお宅に呼び鈴を設置できました。

電動ドリルで入口付近の壁に穴をあけ、チャイムやコードを取り付けていきます。
2人1組で、連携をとりながらの工程です。
コードの配置など、手惑う場面もありましたが、順調に取り付けはすすみました。

今回は、住民の有志のボランティアの方も一緒になって作業しました。
なかなかコードの配置が上手くいかず、「不器用だー」と笑い合いながら進める作業。
実際にやってみると、これが結構難しいんです。
それでも和気あいあいと活動することができ、
2日目になると、手順や注意点を共有して、より効率的に、そして正確に作業がすすめられるようになりました。

一緒に作業した住民の方は、今回の作業の中で、取り付けをするお宅の住民の方と会話しながら、
「普段は他の住民との交流があまり無いからなー」と、現状を話していました。
また、取り付けをするお宅の方自ら作業に協力して頂き、交流を深める場面もありました。
この活動は住民の皆さんにも参加していただきながらすすめていきます。
そのことによって、普段あまり接点のない住民の方同士が交流できるきっかけになればと考えています。

今回は、新たな注意点や必要な物品も確認でき、次回以降につながる有意義な活動となりました。
今後も毎週末活動を続け、多賀城市内の6つの仮設住宅団地に呼び鈴を設置していきます。
復興応援団でも、4月以降はこの作業のボランティアを一般募集し、ボランティアツアーを運営していく予定です。

(下澤大祐)

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