5月19日(土)〜5月20日(日)に多賀城市の多賀城中学校仮設住宅団地で呼び鈴取り付けのボランティア作業を執り行いました!
【住民が主役の復興を支えるプロジェクト】を多賀城市内で実践活動するなかで、
仮設住民の方々のご意見に、
「仮設住宅内で訪問をする際にノックをしたり声をかけるが、なかなか聞こえなかったり居るか居ないかわからないことがよくある。呼び鈴をつけたい」
ということが上がりました。
仮設住宅の生活支援と充実ということで、市役所の方からの正式な要請(取り付け作業)を復興応援団が受けまして、この度ボランティアを募集して活動開始することになったのです。
呼び鈴取り付け作業は一部、他の仮設住宅団地でおこなったことがあるのですが、様々な理由により全ての仮設住宅団地に取り付け作業をするということが出来ないままストップしていましたが、やっと再開することができます!
住民の方々からも期待をしてもらっていたので、これからどんどんと取り付け作業を進めていきます!
仮設住宅の集会所に常駐される共立メンテナンスさんからの住民への通知のもと、指定された週末日に作業されます。
作業にあたり住民の方々のご協力が不可欠です。
ご自宅に不在であればもちろん取り付けをすることはできませんし、なにより住民の方々の生活を応援させていただくというかたちですから、住民の方々が主体的に動いていただくことに協力をさせていただきました!
呼び鈴の部品が届きました。これをみんなで手分けして取り付け作業していきます。
こういった作業が得意な方々が積極的に集まってくださり、女性の方々も進んで手伝っていただいたり住民の方々に声かけをしていただきました。
まずはみんなで手順を確認するためにあつまり、一軒を取り付けてみて難しいところや効率よく作業できる方法を意見していただいて順次始めさせていただきました。
難しい作業はそこまでありませんが、細かい作業や家に穴をあける作業などは時間がかかります。
チャイムの部分は室内に取り付けるために脚立などに登って難しい姿勢で行われます。
そこから出たコードを壁にあけた穴を通して風除室の玄関まで這わせ、押しボタンに接続させます。
ですから穴明け作業班と取り付け班、その助手という3部隊で作業をし、取り付けてもいい家にそれぞれ声がけをしながら進行しました。
住民の方々は、流石に作業が早く慣れていらっしゃいます!
穴明け作業などは瞬く間に終わっていきます!そしてその作業の助手をする、今回ボランティアに参加していただいた学生のワクミちゃん!
単純作業のなかにもこうして交流の場がうまれ、会話しながら笑顔で進められているところを拝見して「なんだかすばらしいな〜」と嬉しくなりました。
そして作業休憩に入ると、なんと!!住民の方々からの差し入れがたくさん。。!!
なんということでしょう。。(涙)

取り付けられた呼び鈴が今後の住民の方々の生活に役立ち、より良いコミュニティが生まれるきっかけになればいいなと思います。
そしてこういった作業のなかにも交流が生まれるということが大きな目的の一つなのだと実感しました。
学生さんのような若い方々との交流、一緒に作業をするということは刺激的で、同時に会話も生まれるしボランティアの私達にとっても勉強になります。
今回は初回ということもあってなかなかボランティアを集めることが出来なかったのですが、これから夏までの週末はほぼこのボランティア作業をしていく予定になっていますので、どんどん参加者を集めていきます!
直接作業に貢献しなくても、来てくれるだけでもいい。
実際に足を運ぶということが大切で、そこから何かが生まれる。何かの気持ちを生む。
そんな「賑やかし」の気持ちで十分なはずです。
今回参加していただいた学生のボランティアの方も、
「こうして足を運ぶことが大事だって思いました。また今度からも友達を連れて遊びに行く感じで参加できたらとおもいます!」
と素晴らしい言葉をいただきました!
これからの週末も皆様の御参加をどしどしお待ちしております!!
よろしくお願いします!!
(宇野陽一)