こんにちは。学生スタッフの藤原です。 7/14-15に行われた『第9回 南三陸町・歌津 農業で被災者雇用応援プロジェクト』
の報告をさせていただきます。 今回は3連休ということもあり、リピーターの方が4名、新しく来てくださった方が7名、 そして日帰り参加の学生が2名の計13名の方々と楽しく行ってきました! 1日目の作業は歌津の小野花匠園さんのハウスにてトマト栽培のお手伝いでした。 残念ながら今回でトマトの収穫は終了です。 種まきから関わってきた人もそうでない人もはりきって収穫していました。
収穫から関わっている参加者の方からは、もっと早い段階から関わりたかったという声もあり、 トマトや小野さん、小野花匠園や南三陸への思い入れが強くなっている方が増えていることを実感できました。 ここで日帰りで参加してくれた二人の学生に今回のプロジェクトの感想をいただきましょう。 『震災後はじめて南三陸にいきました。何もないという話は聞いていましたが、
あまりの光景にまるで最初から町など存在しなかったかのような錯覚に陥るかと思いました。
そして、このようにして人々の記憶から失われていくのだろうと。 だからこそ伝えていくというのが大切だと再認識しました。』
(東北大3年・I君) 『とても実りのあるツアーでした! テレビや写真で何度も見ていた場所に実際に訪れる機会をいただけたことにとても感謝しています。 またバスの中では佐野さんがとてもいい雰囲気を作ってくださったので、
いろんな人たちと気軽に話をすることができ、たくさんの情報、経験を共有することができました。』
(東北大1年・S君)
はい、ありがとうございました。話に聞くのと実際に見るのではだいぶ感じ方が違うようです。 今後もたくさんの人が南三陸を訪れてくれるようにこちらも頑張っていきたいと思いました。
一日目の作業を終え宿泊先に移動。おいしい海の幸に舌鼓を打ち、 小野さんにこれまでの歩みやこれからの目標などを語っていただき、とても盛り上がりました。 2日目は小野さんのご自宅の作業場ではるちゃんトマトの発送準備と菊の花束づくりのお手伝いをしました。 みなさん和気あいあいと作業しつつも次第に慣れた手つきへと。 予定していた作業時間よりも早く終了してしまいました。みなさんすごいです。
作業を終え、そのまま昼食をとった後泊浜で漁業をしていらっしゃる高橋さんの作業場にお邪魔しました。 天候に恵まれず、船に乗せていただくことはできませんでしたが、 ホタテなどをごちそうになりながら、津波が襲って来た時の様子や養殖の方法などを話していただきました。
高橋さんの作業場を後にし、さんさん商店街でお土産を購入し、プロジェクトの全日程を終了しました。
トマトに関する作業は今回で終了となりましたが、今後も小野花匠園さんにお世話になって たくさんのプロジェクトを行っていく予定です。 プロジェクトの初期から関わると、変化の過程をより楽しむことができると思いますので みなさんふるってご参加ください。お待ちしてます!