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2012.07.26

【多賀城市】住民が主役の復興を支えるプロジェクト 〜呼び鈴取り付け〜 7月8日

こんにちは!

多賀城市内の仮設住宅呼び鈴取り付け作業の投稿が遅れに遅れておりますが、めげることなく順を追って投稿していこうと思います。

7月に入りまして、呼び鈴取り付けも大詰めを迎えております。

多賀城市内6団地ある仮設住宅も5団地の取り付けが終了し、残すところあと1団地となりました!

もうすぐ終わる、、この寂しい気持ちは、、なに。。?

という感じなんですが、実はそうも言ってられないのです。

今回で最後になります団地→多賀城公園野球場仮設住宅 は、他の団地よりも規模が3倍以上あるのです。

戸数にして162世帯。

かなり多いと言って良いと思います。

これほどの世帯がぎゅっと一つの場所にあるということ事体が「非日常」といいますか、そんな住宅街、普通ではないんです。

ただでさえ難しい状況な上、そのような密集状態でずっと生活するということは計り知れない困難もあるのだろうと思われます。

そんな状況で、私たちになにか手伝えないかと思う時、

呼び鈴取り付けという方法であってもいい、何でもいいとは言えないけど、些細なことから、できることからお手伝いさせていただくことが大切なのではないかと思います。

多くのボランティアさんが集まってくれました。

7日土曜日は生憎の大雨で作業できなかったので、この日曜日が野球場仮設、初めての作業です。

野球場では押しボタンを取り付ける風除室の外側に、柱になる木材が無いために押しボタンを取り付けにくい。

よって木材で台をつけ、押しボタン取り付けをしやすくします。

この作業を162世帯分。結構な時間が必要です。

こんな感じ。

今回初めてきてくれた大町くんは七ヶ浜出身の地元っ子!☟ 小学生とたわむれながら作業(笑)

さすが地元っ子。馴染むのが早い!

空気が一緒なのでしょうね☆

地元の住民の方でのボランティア参加者のなかには、こうして完全装備で来ていただける方も!頼もしい!!

こちらは初めての参加、丹羽くん!東北大学一年生で頑張ってくれてます。慣れないインパクトドライバーですが、こうして次第に上手くなっていく。このスピードが早い早い。

取付中に住民の方と会話も。

こんなに若い学生さんが仮設住宅に来てくれることってなかなかないもんです。

そして皆さんもそうでしょうけど、学生さんと会話する 機会自体なかなかないですよね。

「若いのに偉いわね〜」なんて言われて、はにかんでいるのでしょうか。

いい笑顔です!!

こうして多くの学生や多賀城災害ボランティアネットワークさんの屈強な面々とともに、暑い日差しに耐えながら野球場の呼び鈴取り付けが始まりました!!

では7月、頑張っていきましょうーーー!!!!

(宇野陽一)

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