8月21日火曜日の夕方から、高橋公園仮設住宅で住民さん発案の夕涼み会が行われました。

高橋公園仮設住宅では、従来自治会役員が主体となってイベントを開催するのですが、今回は自治会役員ではなく、一部の住民有志が日頃の自治会への労いと団地に住む住民皆さんに夏の思い出が残るように「夕涼み会」を企画し、開催しました。

実際、ある住民さんから「夏祭りをやりたいと思ってるんだけど、相談にのってほしい」というお話を、共立メンテナンスのスタッフさんを通じて聞いたのが8月5日。諸事情から開催は8月21日が妥当という話になり、祭りとしてやるにはかなりタイトなスケジュールです。

じっくり、その住民さんの話を聞いてみると、①子供をメインに皆で手持ち花火をして楽しむこと、②茹でトウモロコシとスイカは住民さんの協力で調達できる、③高橋公園仮設住宅の住民が有意義にイベントをできるようにと知り合いからお心遣いを頂いた、ということでした。

早速、住民さん、共立のスタッフさん、復興応援団の私でその日のうちに、段取りと役割を決め、当日までに数回の打ち合わせを開き、準備を行いました。

当日は、復興応援団からのお手伝いとして、宇野君、学生ボランティアの大祐、社本君、宮下さんが参加してくれ、また、事前に地元住民さんのネットワークにもお声掛けし、数名の方にそれぞれの得意分野でお手伝い頂きました。

自治会のお世話人さんをはじめ、若い方も含めた多くのご婦人方、それに高橋仮設担当の民生委員の鈴木さんも加わり、一生懸命とうもろこしやだだ茶豆を茹でたり、スイカを切ってくださいました。

ボランティアと住民さんの男性陣は、テーブルの準備や配膳、スイカ割の準備を黙々と行い、学生ボランティアのメンバーには、共立のスタッフさんとペアになり、一緒に各住民さんへの呼び掛けを手伝ってもらいました。

PM5:30を過ぎた頃、まだ明るいうちに皆さんが集まり始め、40人ほど集まったところで住民さんから開催のご挨拶。

嬉しいことに、仮設住宅に住んでいらっしゃる方のお孫さんもたくさん参加してくれています。賑やかな夕涼み会の始まりです。皆、茹でとうもろこしやだだ茶豆、飲み物を手にご歓談。

そして子供たちはスイカ割に夢中です!!大人も誘導の声援で大盛り上がりです!!!

暗くなってきてからは、これも子供たちが大好きな花火のはじまり。

でも、意外と大人も夢中に!いや、むしろ大人のほうが夢中になっているような気が・・・。

8月の頭に住民さん、共立の松山さん、私の協議の中で急遽開催を決めて、「祭り自体は小さくても、住民さんが一人でも多く参加してくれるよう、できる範囲でやろう」と話し合って、無事今までにないくらいの参加人数(40名ほど)でイベントを開催することができました。

普段から、夕方にお邪魔すると、縁台に座ってお話しをしたり、プランターや植木に水やりをする姿が見ることができ、すごくほのぼのとした雰囲気の高橋公園仮設住宅。

次回は、9月末の自治会主催の芋煮会です。

(投稿:多賀城PM 橋本直樹)

※いつもサポートで来てくれるメンバーにばかりブログの投稿をお願いしてしまってます。。。久しぶりに思いを込めて投稿しました。