こんにちは、学生スタッフの奥村です。

10月12日に工作教室のお手伝いに行ってきました。

もはや恒例となった工作教室のお手伝いですが、今回は会場が普段とは一味違いました。
今回の会場は多賀城万葉まつりが行われていた、東北歴史博物館前です!工作教室には計40人程のお客さんが来場し、万葉まつりのにぎわいと共に非常に盛り上がったものとなりました。

では活動報告に入る前に、万葉まつりとは何なのかについて少し触れたいと思います。
万葉まつりとは、日本最古の歌集『万葉集』の編者であった大伴家持をしのぶ祭りです。大伴家持は、晩年に陸奥按察使・持節征東将軍の役職につき、多賀城とかかわりがあったのです。
万葉まつり当日は、万葉衣装を身につけての万葉行列をはじめ、ステージでは万葉コンテスト、笙の演奏、万葉踊りの披露、古代横笛の演奏、家持の歌の朗詠などが行われました。

それでは活動報告に戻ります!
今回の工作教室では、マーブリングをしました。マーブリングとは、水面に水よりも比重の特性の絵の具を垂らし、水面に浮かぶ絵の具の模様を紙に染め取る技法のことで、幻想的な模様を手軽に楽しむことができます。好きな色を使って簡単に作れる作品に、来てくれたちびっこ達も夢中になっていました。

今回のお手伝いで、僕たち復興応援団の学生が力を入れて取り組んだことは、お客さんの呼び込みです。
「工作教室やってます!」
「マーブリングやってみませんかー?」
と、万葉まつりに遊びに来たちびっこ達に声をかけて回りました。少しでも工作教室の助けとなっていたら幸いです。

休憩時間には、万葉まつりの見学もさせていただきました。
工作教室に来てくれた子供たちとふれあい、万葉まつりも楽しめるという、素敵な一日でした。また来年も参加したいです!