学生スタッフ2年の加藤優志です。
7月26日、南三陸町に愛知県の高校生約40名を南三陸に迎え、「愛知県高校生スタディツアー」を開催しました。このプロジェクトは、2013年の春休み以来3年目通算5回目の開催となります。
少し間が空いてしまいましたが、その模様を報告します。

午前中は戸倉中学校や防災庁舎をめぐり、被災地と復興の現状を学びました。この写真からもうかがえるように、いま南三陸は着々と盛土工事が進んでいます。過去のスタディツアーに参加したことのある生徒たちは、以前と比べて様変わりした街の姿に驚いていました。

また、廃校になった後者をリノベーションして誕生した入谷Yes工房も訪問しました。こちらでは、発災直後から入谷Yes工房立ち上げまでのお話を阿部忠義さんからお伺いして、お土産も買いました。

午後は、南三陸ブルーツーリズムの旗手・金比羅丸の高橋直哉さんのもとで漁業体験です。漁船に乗って養殖場を見学したり、ホタテの養殖ロープやカキの掃除をしました。
直哉さんのお母さんからホタテのロープを掃除する方法を教えてもらっています

引き揚げたカキを掃除しています。フジツボやらホヤの赤ちゃんやらいろいろくっついてて大変(汗)

船に乗ってみんなわくわく

宿に戻って夕ご飯を食べた後はその日の学びのふりかえりをしました。「気づき」「復興について関われそうなこと」をグループごとにまとめ、発表します。

僕は発表を見ている立場でしたが、高校生の真剣さ、ストレートさに目が覚めるような、自分自身を問い直されるような感覚を受けました。

高校生のうちにしか学べないことはたくさんあると思うので、もっともっと多くのことを学び考えてほしいなと思いました。

今回は遠く愛知県からはるばる東北まで来てくださってありがとうございました。
次は春休みにまた会いましょう。