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2011.10.10

ボランティアの秋!後半

前半に引き続き、龍田がお送りします。

10月9日(日)

二日目は、気仙沼市にある鹿折小学校で行われる「復幸祭」に参加しました。

この日は、昨日のメンバーに加え、藤原君・鈴木君が参加者として来てくれました!藤原君は、スタッフの藤原の幼馴染(ちなみに、親戚筋ではないらしい)で、藤原コンビは息ぴったりでした。鈴木君は、東北大学の工学部生。科学大好き・根っからの理系で自分とは程遠い世界に住まう男ですが、とても気さくなイイ奴でした。

「復興祭」の会場の鹿折小学校に着くと、たくさんの団体がいらっしゃって、様々な出し物を用意していました。復興応援団の担当は、気仙沼漁協から提供していただいた大量のサンマを使ってのバーベキューでした。我々も負けじと、サンマを焼く準備を始めます。

 

しかし、炭に火をつけるのはなかなか難しく時間がかかってしまい、開会式が始まってしまいました。この式が終われば、お客さんが来てしまうので必死に火おこしを続けます。そうしているうちに、太鼓が鳴り響き、「虎舞」が始まりました。ちなみに、地元の方にお話を聞くと、この虎の口の中に手を入れると健康に過ごすことができるという習わしがあるそうです。

 

こちらも、どうにか準備を終え、サンマを焼き始めていきます。新鮮さが伝わってくる綺麗な色をしたサンマを、網の上でじっくり焼いていきます。止めどなく襲ってくる煙や熱・慣れないサンマの扱いなどに悪戦苦闘しながらも、とても楽しいひと時を過ごしました。

400匹用意されていたサンマは完売し、大成功でした。ちなみに我々もサンマを一匹程いただきました。炭火で焼きたてのサンマは今までで食べたどのサンマより美味しかったです。

今回の復幸祭はとてもたくさんの方が来場し、仮設に入ったせいでバラバラになってしまった旧知の人達が再会できる場としての役割もはたしていました。コミュニティー形成という点においても、活気が生まれるという点についても、この「復興祭」はとても重要な意味があると感じました。

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