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2011.10.21

ニーズを掴む

こんにちは。インターン生の龍田です。

ボランティアツアーを作るためには、「ボランティアに参加してくれる人」・「復興へのニーズ」が不可欠です。復興応援団・代表の佐野は、ニーズを見つけ出すため、あるいは生み出すために、毎日あらゆる場所へと足を運んでいます。そんな佐野にくっついて、その一端を垣間見てきました。今回お伝えするのは、普段はスポットライトの当たらない場面ですが、エネルギーに満ち溢れた復興応援団の舞台裏です。

本日お邪魔したのは、多賀城市市民活動サポートセンター。ここは、NPOをはじめ町内会等の地縁組織の活動や生涯学習への支援などを目的に設立された施設です。震災が起こってからは、本来の施設運営に加え、津波により大きな被害を受けた地域のコミュニティー再生のサポートにも取り組まれています。

 

ここでお会いしたのが、センター長の工藤さん・市職員の吉田さん・同じく市職員の石山さんです。今回の話し合いは、代表の佐野を加えて4人で行われました。

 (中央:吉田さん)

(右:工藤さん)

13時半から始まったこの会議は、一時もテンションが衰えることなく、ノンストップで4時まで続きました。長いはずの会議はあっという間に感じられました。私が、こういった場に参加されていただいた時に、いつも感じるのが「人のエネルギー」です。復興には様々な立場・役職・経歴の方が関わっていますが、例外なく言えることは、直接現場を体験した人は物凄いエネルギーを持っているということです。そんなエネルギーに、私はいつも圧倒されてしまい、話を聞いているだけなのに、体力を使い果たしてしまいます。

多賀城市では、行政とセンターが連携して行う、市復興プロジェクトが動き始めています。佐野は柏崎以来、十日町市や妙高市で取り組んできた地域づくり・仕事づくりの経験をかわれ、このプロジェクトの中核にあたる、「コミュニティー再生」にコーディネーターとして関わることになりました。地元の人たちへの接触が始まれば、これからどんどん多賀城のニーズが発見されていくことでしょう。ついに、「復興応援団・多賀城プロジェクト」が動き始めます!みなさん乞うご期待ください。

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