こんにちは。
かなり久しぶりのブログ更新となってしまいました。広報の下澤です。

今後このブログを通して、復興応援団の活動の裏側を暴いていきます…
というほど物騒なものではありませんが、僕たちの日々の活動や東北の地域の復興に向けた動きを皆さんに紹介していければなと思います。
よろしくお願いします!

さて、復興応援団では、ここ1カ月を通して新規ボランティアスタッフの募集を行ってきました。
現在の復興応援団は、社会人のスタッフが3人、インターン生が2人、学生のボランティアスタッフが3人という
8人態勢で活動しています。
今後さらに多くのプロジェクトを行い、復興の力になるものとするためには、
より多くのスタッフが必要!ということで、行ってきたのがスタッフ募集作戦。今回はその活動をご紹介します。

まずは、1月14日に行われた「第2回東北復興プロジェクトフェア」(ワカツク主催)への参加です。
このフェアは、宮城県を中心に活動する復興関連団体が、70人程の学生や社会人に対して活動内容のプレゼンを行い、活動に参加したい参加者と団体を結び付けえるというイベントです。
僕たち復興応援団も、集まった11団体の1つとしてブースをつくり、スタッフ募集を行いました。
このフェアの準備をはじめ、新スタッフ募集の中心となって活動してきたのは
ボランティアコミュニティコーディネーター(VCC)の鈴木宏樹(東北大学)です。

このフェアのブース説明では15分×3回で各団体が参加者に対してプレゼンを行うのですが、
最初の5分、代表の佐野さんが団概要を説明、
その後5分で宏樹が学生目線から見た団の魅力をプレゼン、
最後の5分で参加者からの質問タイムという流れでした。

最初はブースに来てくれる参加者が若干少なく、少し不安もありましたが、
2回目、3回目とどんどん数も増え、真剣な表情で話を聞いてくれました。
この中から一緒に活動に関わってくれる人が出てくるのかと思うと、とてもワクワクしました。

この日のために資料を作り、団の魅力を紹介した宏樹のプレゼンは切れ味抜群。
学生ならではの目線から、身振り手振りを交えながら分かりやすく説明し、
同じ学生の皆さんの心をグッとつかんでいました。
参加者の方からは、「(全団体の中で復興応援団の説明が)一番分かりやすかった」というお褒めの言葉も。
あまりにも声が通りすぎて、他の団体の説明を妨害していたという疑惑も浮上しましたが…。

代表の佐野さんの「動き出すなら今しかない!」というメッセージは参加者の顔をさらに真剣にしていました。
復興のために何かをしたいという思いを持った沢山の学生、社会人とのつながりが生まれ、
また、団の活動に興味を持ってくれる人も見つけることができ、とても収穫のあるフェアとなりました。

しかし、ここで終わらせないのが復興応援団。
フェアで興味を持ってくれた参加者の皆さんを対象として、事務所での鍋パーティーを開催しました。
スタッフと一緒に鍋を囲みながら、復興応援団のこと、東北、復興に対する思いを語り合うことで、
より深く団について知ってもらい、活動に参加してもらおうというのがねらいです。

鍋パは1月19日と2月3日に開催され、1回目には5人、2回目にはなんと13人もの参加者の方が事務所に来てくれました。
皆さんの年齢も、高校生、大学生、社会人、上は40代の方までと幅広く、
普段はまず出会うことがない人達が一同に会する不思議な空間となりました。
復興応援団に関わる話から、それぞれが関わる活動の話、何気ない会話まで、話題の絶えないにぎやかな会となりました。

震災は確かにつらいことですが、このような復興のために活動する人の新たなつながりが生まれ、
皆で頑張って、時には楽しく、一緒に活動していく。それが東北の復興を支えるつながりになれば良いな、
と、参加者の皆さんのお話から感じました。

参加者の皆さんの中には、地元の学生を中心に、
今後復興応援団に関わっていきたいと話してくれる人もいました。
これからは、VCC宏樹を中心として事後のフォローを行い、
新たなスタッフとして仲間入りしてくれる人も出てくるのでは、と期待が膨らむばかりです。

もちろん、復興応援団では現在もボランティアとして関わってくれる方を募集中です。
興味のある方、復興のためのお手伝いをしたいという方は、ぜひ一度プロジェクトに参加してみてください。
事務所に直接来てもらっても大歓迎です。

これからは、新たなプロジェクトも始まり、復興応援団にとっては大きな山場を向かえることになります。
現在のスタッフ、そして新たに参加してくれるであろうスタッフ全員で協力し、復興を支える力になれるよう活動していきます。

(下澤大祐)