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2012.03.26

男の料理教室

24日の土曜日夕方から、多賀城市の勤労青少年ホーム跡地仮設住宅集会所で、単身男性住民を対象にした「男の料理教室」を現場見守り管理の共立メンテナンスさんと一緒に開催しました!!

この企画は1か月以上前から、現場見守りスタッフの方と発案者の住民さんと一緒に、「普段あまり交流のない男の人たちでも参加してもらえるいい企画は無いか」、「一人暮らしの男性が7割を占めるこの仮設住宅団地で、お互いが顔馴染みで何かあったら協力し合い、ことあるごとに集まっては楽しく酒を呑んだりといった、暮らしやすいやんわりとしたコミュニティをつくるにはどんなきっかけが必要か」といった議論を重ね、まずは皆さんの普段の生活に役立ち、自然と楽しくお酒が呑める会というコンセプトのもとに立案しました。

・対象は単身男性
・いつでも、自分でも作れる料理を覚えてもらう
・料理をしながら交流を楽しんでもらう
・できた料理をつまみに皆でお酒を楽しく呑む
・これをきっかけに自然と「また集まって何かやろう」という気持ちになってもらう
・会費は一人200円とする

という内容です。

年度末ということで急な仕事が入り参加できない人も続出し、当初予定していた参加人数には達しませんでしたが、講師のアトリエポラン・庄司さん(多賀城市留ヶ谷)の考案したレシピを参加者の方が必死に、でも楽しく、器用に調理しました。
ちなみにメニューは、
①イカのオクラと酒盗和え
②イカのチヂミ
③イカわた飯
です。

今回入手したのがやりイカだったため、わたが小さく③のイカわた飯はできませんでしたが①と②の料理をつまみに夜6時頃からは集会所が居酒屋に変身!晩酌がはじまり、皆さん料理を絶賛しながら話もお酒も進みました。
途中7時を過ぎると、帰宅された住民さんが数名参加してくれて、男性陣が作った料理を美味しそうに食べてくれました。

そして、大進歩!!
今回の企画を発案してくれた住民さんと他の男性住民さんが団地内のコミュニティの必要性について話をし、「ゆるくでも皆がつながっている団地にするにはやっぱり会みたいなものが必要なのかな~」という流れになりました。
さらに、その後の女性陣も参加したころには、「皆でお花見をやろう」という話題まで!
何気ない話題ですが、今まで住民さん同士の交流が殆ど無かったこちらの仮設住宅団地にとっては大きな、大きな、大きな一歩です。早速、来月中旬のお花見を男性住民、女性住民を交え、一緒に企画したいと思います。

今回講師役を務めて頂いた「アトリエポラン」の庄司さん、材料調達に走ってくれた共立メンテナンスの勤労仮設担当見守りスタッフさん、参加住民の皆さん、本当にお疲れ様でした!!

(橋本直樹)

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