2012年5月5日(土)〜5月6日(日)に第6回 南三陸町歌津「農業で被災者雇用応援プロジェクト」がとり行われました!
今回の参加者はなんと13名。十名を超すのはなかなか稀であります。嬉しい!
女性がやや多勢で、終始非常に和やかに過ごせました。
場所はおなじみの南三陸町・歌津地区で菊とトマトの栽培を営まれる小野花匠園さん。
見てくださいこのトマトの生長ぶり!
昨年12月に種まきをしてから早五ヶ月。
ボランティアの方々のたすきリレーにより育てられて来た「はるちゃんトマト」、どんどん実をつけていっています。
青々としたトマトに初々しさを感じ惚々してしまいます。
今回のトマトの作業は 「脇芽取り」と「茎の巻き付け」でした。
小野政道さんから作業の指示を受けます。
脇芽取りの作業は、成長して花芽をつけていくメインの茎に対して、脇から反逆の道を歩もうとする第二の茎を摘む作業。
この脇芽を摘むことで栄養の分散を防いでおいしいトマトを実らせます。
細やかな作業、反逆者を捉えなければならない勇気と判断力のいる作業です。(写真は三股になっている脇芽部分を摘む談代表の佐野氏の手。分厚すぎです)
人の背丈ほども大きくなっています。トマトって成長が早い。そして強い。
茎の巻き付けは支柱になるひもから離れてダラッと垂れようとしている茎をひもに巻き付けていく作業。
そうすることで収穫のときに重たいトマトが目の前にあるので取りやすかったりします。
休憩も和気あいあいと。
ハウス内は28度と温度が高く、作業は汗ばみながらです。その分外に出たときの春風の爽快感は格別です。しぜんと笑顔になりますね 。
長男のはると君はこの日初めて補助輪無しで自転車に乗れたそう。トマトもそうですが、こんな成長も伺えて心が温かくなります。
しかも幼稚園の好きな女の子とチューをしただの、3股をかけているだの、将来有望すぎる成長も伺えました(笑)
ボランティアの方々にその事をいじられて照れているはると君(笑)
作業再開後も楽しくお手伝いをさせていただきました。
キュウリの丸かじりをさせてもらったり(僕の分は無くて食べれないといういじめを受けましたが)、とにかく楽しくすごさせていただきました。
トマトはハウス内でも場所によって個性が出るらしく、均等に作ることは元々出来ないそうです。
場所によっては形がよくできたり、すごく甘くなったり、みずみずしくなったり。
ぜひぜひ食べてみたいですねー!
収穫期は6月半ば以降からで、そのときもたくさんのボランティアさんを募ってみんなで楽しく農業のお手伝いをさせていただきたいなと期待に胸を膨らませています!
さて、
トマトの作業が終わりましたので、夕方からは菊の作業です。
つづきはpart.2でお送りします!
(宇野 陽一)