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2012.12.07

団だよりを仮設住宅に配布

9月から、多賀城市内の6つの仮設住宅に復興応援団だよりをお配りしています。

団だよりは月1回発行し、団の活動や地域の情報を発信することを通して、「希望と元気の連鎖」を起こすことを目指しています。(詳細:http://www.fukkou-ouendan.com/archives/1627)

配布に参加しているのは、復興応援団で活動する学生スタッフです。団地の1軒1軒のお宅の郵便受けにポスティングするだけではなく、チャイムを押して住民の皆さんに出てきていただき、直接お渡しすることもあります。

これまで9,10,11月と3回の配布を行いました。ほぼ同じメンバーで活動していることもあり、住民の方から「こないだも来ていたよね」「前のも読んだよ」と声をかけていただくこともあります。活動の中で、「ごくろうさま」とお声掛けいただいたり、集会所に招き入れてくださったり、住民の皆さんの温かさにとても支えられています。

配布の中で会話が生まれ、「これ美味しそうね~」「こんなことが載っていれば良いな」と、紙面の内容について反応を頂いたり、住民の皆さんだからこそ知りえる地域の情報を教えていただいたりもしています。自分たちが作っているもの、伝えたいことを、ダイレクトにお届けでき、その場で反応がもらえることはとてもうれしいことです。「こんな情報が求められていたのか~」と、自分たちで作っていただけでは思いもよらなかったことに気づくこともできます。

第1回目の配布の時、住民の方から「過去のこと、終わったことの報告だけではなくて、今未来に向かって動いていること、それを読んで希望を持てることを載せてほしい」という言葉をいただきました。

実は、この配布に合わせ、団だよりの内容についても団内で話し合っていました。これまで以上に地域の方の手元に届くようになる団だより。どんな情報が求められているのか―。
私たちは、地域の皆さん自身のチャレンジをたくさん取り上げることが大切だと思いました。それを見た人の心が少しでもプラスに動いて、「私もやってみよう!」「ちょっと頑張るかな」と一歩前に進めるような、そんな力に団だよりがなればと思っています。この住民の方から言っていただいたことは、自分たちがやるべきことを改めて教えてくれたようで、とてもうれしかったです。

今後は、より住民の皆さんが求める情報をお届けできるよう、取材、作成に力を入れていきます!
団だよりは、12月からも月1回各団地にお配りしていく予定です。

(下澤大祐 広報チーム)

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