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2014.08.09

【活動報告】高校生スタディーツアーin福島

こんにちは。復興応援団学生スタッフ、1年生の本郷です。
梅雨が明けて夏が本格的になってきたわけですが、福島はとてつもなく暑かったーーー!

というわけで、7月30、31日に私たちは愛知県高校生フェスティバルの生徒と一緒に福島県を訪問しました。

<1日目>

福島市でBridge for Fukushimaの方から東日本大震災や福島県の概要について話を聞き、福島県の高校生から放射線とは何かということを学びました。その後、除染情報プラザへ行き放射線や除染のことについて話を聞きました。高校生は、東日本大震災について、福島の現状について、放射線についてしっかりと理解しようという姿勢で、数多く質問をしながら話を聞いていました。

次は場所を移動して伊達市へ。伊達市の放射能対策課の方の説明を受けながら、除染の際に出た除去物の仮置き場を見てきました。物凄く広い敷地にあった除去物は住宅たった35軒分という話を聞いて多くの生徒たちが驚いた様子でした。震災から今までの担当の方の努力に私自身心を打たれました。
市役所では桃ジュースをいただきました。とても甘くて美味しかったです。

夜の振り返りの時間では、各班ごとに自分の感じたことを話し、全体で共有しました。どの班も福島を訪問する前の”福島は怖い”というイメージがなくなったということを話していました。「メディアに勝ちたい」「ここで学んだことを伝えるか伝えないかでダイヤモンドにもただの石ころにもなる。だから自分たちが見た事実を伝えていかなければいけない」そのように考えられる、そして表現できる高校生が立派だと思いました。やはり、現地を訪れ、自分の目で確かめることは大切で不可欠なことなのだと思います。

<2日目>

避難指示区域に指定されている飯館村、原子力発電所に近い南相馬市、海に近い新地町を訪れました。南相馬市や新地町を訪れた際には、現地の方にガイドをして頂きながらバスの中から現状を見てきました。現地の方から貴重なお話を聞くことが出来ました。”福島を元気にしたい”という思いがひしひしと伝わってきました。

昼食は相馬はらがま朝市クラブさんが運営している復興レストラン『報徳庵』で頂きました。自然とほっとする味でとても美味しかったです。ぜひ機会がありましたら一度足を運んでみてください。(報徳庵Facebook: https://ja-jp.facebook.com/hotokuan)

最後のアクティビティはディベート。4つの班に分かれ、「水道水を飲んでもよい」か「水道水を飲むべきでない」、「除染を続けるべき」か「除染を続けるべきでない」という意見の側に立ち、議論をしました。2日間学んできたからこそ出てくる意見が多かったです。大変熱いディベートでした。

最後に、今回一緒にツアーを回った高校生が、HP・Twitter等で自分たちの活動内容を発信しているので、ぜひご覧ください。

愛知県高校生フェスティバル:http://www.ask-net.jp/high-fes/

今回のツアーの写真はこちらから。

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.811146418938085.1073741863.216232135096186&type=1

p.s.愛知県高校生フェスティバルの皆さん、素敵な群舞を見せてくれてどうもありがとう!元気をもらいました!

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